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生化学反応の光誘導加速で近未来の超スマート社会のプラットフォームを築く

  • 当研究所では「光の力」や「光の熱」が引き起こす流れを巧みに利用した光濃縮により、 多種多様な生体サンプルの機能を遠隔的かつ非破壊に計測・制御する 「光誘導加速システム(Light-induced Acceleration System; LAC-SYS)」 の研究開発を世界に先駆けて推進し、 食品検査・臨床検査・医薬品開発・環境技術・エネルギー変換など 21世紀の様々な社会的課題の解決に貢献します。

設置目的

  • 1. 世界初の光誘導加速システム(LAC-SYS)に関する先駆的な中核研究機関としての役割を果たす。
  • 2. LAC-SYSの基礎研究から応用研究までを推進し超スマート社会の実現に貢献する。
  • 3. 学外研究機関や企業とも密接に連携しながら、共同研究と若手研究者の育成に努める。

新着情報!!

 2024/9/11 お知らせ
LAC-SYS研究所 飯田所長が分担者を務める研究課題が「AMEDムーンショット型研究開発事業 目標7」に採択されました。
プロジェクトマネージャー(PM): 樋口 真人 センター長
(量子科学技術研究開発機構(QST) 量子医科学研究所 脳機能イメージング研究センター)
研究開発プロジェクト名: 「グリア病態からセノインフラメーションへ発展する概念に基づく認知症発症機序の早期検出と制御」

本研究課題ではLAC-SYS研究所の光濃縮技術も中核技術の一つとして認知症医療分野での社会実装も目指します。
※2022/12/5に開催されたOMU-QST包括連携式典後で樋口センター長と飯田所長が講演を行い、共同研究の基盤を構築しました。
上記プロジェクトには床波副所長、中瀬所長補佐も協力者として参画しています。
2024/7/25 The 7th QST International SymposiumのBest Poster Awardに決定!
LAC-SYS研究所の豊内秀一 特任講師が、The 7th QST International SymposiumのBest Poster Awardの受賞者に選ばれました!
発表題目: "Highly sensitive and rapid analysis of single-base differences in DNA using heterogeneous probe-particle optical condensation"
受賞者: ​Shuichi Toyouchi (発表者: Shuichi Toyouchi, Ryoma Hasegawa, Kota Hayashia, Yumiko Takagi, Mamoru Tamura, Shiho Tokonami, Takuya Iida)
授賞式: 2024/7/25(木)@G MESSE GUNMA
2024/7/3 JSTnewsに掲載されました!!
JST未来社会での成果やLAC-SYS研究所の設立からの一連の取組が「JSTnews2024年7月号」で紹介されました。
JSTnews最新号
以下が一括ダウンロード版です。見開きで4ページ頂いて紹介されています。
PDF一括ダウンロード(PDF:4.3 MB)
期間限定でJSTのトップページで上記ナノボウル基板の論文とセットで表示されています。
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)ホームページ
2024/6/27 論文掲載・プレスリリース情報!!
大学院生(博士後期課程2年)の叶田雅俊さんが中心的な役割を果たした飯田研・床波研の共同研究の論文が、2024年6月26日(水)に創刊された新しいNature Partner Journal (NPJ)である国際学術誌「npj Biosensing」に掲載され、記念すべき1st Articleとして掲載されています。
論文:High-throughput Light-induced Immunoassay with Milliwatt-level Laser under One-minute Optical Antibody-coating on Nanoparticle-imprinted Substrate
著者:Masatoshi Kanoda, Kota Hayashi, Yumiko Takagi, Mamoru Tamura, Shiho Tokonami*, Takuya Iida*

大阪公立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。
【大阪公立大学プレスリリース】
【国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)プレスリリース】
2024/4/29 受賞!!
英国王立化学会(RSC)のNanoscale Horizons誌 (IF=11.7)に掲載された以下の論文に「Outstanding Paper Award 2023」が授与されました。
同誌には年間約200件の論文が掲載され、その中から厳正な審査により毎年1件が選ばれる栄誉ある賞になります。
論文題目:” Ultrafast sensitivity-controlled and specific detection of extracellular vesicles using optical force with antibody-modified microparticles in a microflow system”
受賞者(著者):Kana Fujiwara, Yumiko Takagi, Mamoru Tamura, Mika Omura, Kenta Morimoto, Ikuhiko Nakase, Shiho Tokonami and Takuya Iida
引用情報: Nanoscale Horizons, 8, 1034-1042 (2023)
※受賞内容の詳細は以下のページをご参照ください。
Outstanding Paper Award of Nanoscale Horizons (rsc.org)
2024/4/17 量子生命科学会令和6年度学会賞に決定!!
当研究所の飯田琢也 所長が、「量子生命科学会令和6年度学会賞(研究奨励賞)」の受賞者に選ばれました。
受賞講演・表彰式は量子生命科学会 第6回大会の期間中、5月31日(金)に行われます。
〈受賞課題名〉「生化学反応の光誘導加速によるスマート量子バイオフォトニクスの開拓」
【量子生命科学会Information】
【量子生命科学会第6回大会】
2023年8月31日 お知らせ
LAC-SYS研究所 第4回シンポジウムを開催いたしました!
「外場濃縮で創る新しい微生物電池システム」水と大気を同時に浄化してカーボンニュートラルを実現
 LAC-SYS研究所 第4回シンポジウム チラシ(PDF文書:1.7MB)
シンポジウム参加者は100名を超える皆様にお越しいただき、また懇親会には50名以上の方々がご出席くださり、盛況のうちに幕を閉じることができました。
これもひとえに皆様のご支援ご協力の賜物と感謝いたしております。
今後ともLAC-SYS研究所の発展のため、ご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
2023年7月12日 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果が英国王立化学会(RSC)が刊行するNanoscale Horizons(IF=11.7)にオンライン掲載されました。
論文:Ultrafast sensitivity-controlled and specific detection of extracellular vesicles using optical force with antibody-modified microparticles in a microflow system
本研究は、飯田研究室、床波研究室、中瀬研究室の共同研究の成果であり、藤原佳奈氏(飯田研で2023年修士取得)、高木裕美子研究員(飯田研研究員)、飯田所長、床波副所長はEVの光濃縮の実験を実施しました。また、藤原氏と高木研究員はELISAによる比較実験を行いました。藤原氏、大村美香氏(中瀬研現M2)、森本健太氏(中瀬研で2023年修士取得)、中瀬所長補佐が培養細胞株からのEV抽出とナノポア計測を行いました。田村守特任講師と飯田所長は光濃縮の理論計算を実行しました。
大阪公立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。
大阪公立大学プレスリリース
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)プレスリリース
2023年7月5日 プレスリリース情報!!
NEDO「若サポ・共同研究フェーズ」に採択されました!
外場濃縮で発電菌を大量集積!環境浄化型微生物電池の実用化を目指す 本学と企業の三者共同研究がNEDO「若サポ・共同研究フェーズ」に採択
床波副所長を研究開発代表者とする研究代表者とする三者共同研究(共同研究者:東芝三菱電機産業システム株式会社(TMEIC)・大日本印刷株式会社(DNP))が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「官民による若手研究者発掘支援事業(若サポ)」共同研究フェーズに採択されました。
大阪公立大学プレスリリース
2023年5月21日 受賞!!
長谷川龍馬 君(飯田研M1)を筆頭発表者とする第83回分析化学討論会で発表した以下の成果に「若⼿ポスター発表賞」が授与されました。
発表題目:「ナノボウル光濃縮基板を用いたDNA検出法の開発」
受賞者:叶田 雅俊 (発表者:長谷川龍馬、叶田雅俊、 林康太、 豊内秀一 、床波志保、飯田琢也)
受賞者リスト
2022年12月21日 メディアでの紹介
Communications Biologyにオンライン掲載された以下の論文(2022/10/6公開) “Attogram-level light-induced antigen-antibody binding confined in microflow” がアメリカ科学振興協会(AAAS)のEurekAlert!で紹介されました。
https://www.eurekalert.org/news-releases/975207/
2022年12月16日 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果が米国化学会(ACS)が刊行するNano Letters (IF=12.3)にオンライン掲載されました。
論文:Light-induced condensation of biofunctional molecules around targeted living cells to accelerate cytosolic delivery
本研究は、中瀬研究室、飯田研究室、床波研究室の共同研究の成果であり、宮井萌氏(飯田研で2017年修士取得)、野口公輔氏(中瀬研で2020年博士取得)、山本靖之氏(飯田研で2019年博士取得)、西村勇姿博士(飯田研で2018年博士取得)、大村美香大学院生(中瀬研現M1)、林康太大学院生(飯田研現D2)が実験に貢献し、田村守特任講師が理論計算に貢献しました。 大阪公立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。
大阪公立大学プレスリリース
国立研究開発法人科学技術振興機構プレスリリース
2022年12月9日 論文がアクセプトされました!
米国物理学協会(AIP)の論文誌AIP Advancesに林 康太 君(飯田研D2)を筆頭著者とする以下の論文が掲載されました。
“Quantitative fluorescence spectroscopy of living bacteria by optical condensation with a bubble-mimetic solid-liquid interface,” by Kota Hayashi, Mamoru Tamura, Shiho Tokonami, and Takuya Iida, AIP Advances (2022).
また、同協会のWebメディアであるScilightでも紹介されました。
(AIPが刊行する論文誌(全28誌)の多数の掲載論文から注目論文を紹介するサイトです。)
2022年11月17日 受賞!!
叶田 雅俊 君(飯田研M2)を筆頭発表者とする応用物理学会2022年秋季学術講演会で発表した以下の成果に「第20回 応用物理学会 Poster Award」が授与されました。
発表題目:「自己組織型ナノボウル基板によるウイルスの2ステップ光濃縮法の開発」、受賞者:叶田 雅俊 (発表者:叶田 雅俊、林 康太、高木 裕美子、田村 守、床波 志保、飯田 琢也)
2022年10月12日 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果が英国Nature Researchが刊行するCommunications Biologyにオンライン掲載されました。 論文:Attogram-level light-induced antigen-antibody binding confined in microflow
本研究は、飯田研究室、床波研究室の共同研究の成果であり、OBの浜谷 翔大氏(飯田研究室で2020年修士取得)、現役メンバーの高木 裕美子研究員、藤原 佳奈大学院生(大阪府立大学大学院理学系研究科 博士前期課程2年)が実験に貢献し、田村 守特任講師が理論計算に貢献しました。 大阪公立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。
大阪公立大学プレスリリース
国立研究開発法人科学技術振興機構プレスリリース
2022年5月27日 受賞!!
飯田研の学院生(D2)の林康太君と叶田雅俊君(M2)が、神戸大学で現地開催された量子生命科学会第4回大会にて「Best Poster Presentation賞」を同時に受賞しました。
学会の詳細と受賞者一覧は以下のページをご覧ください。
量子生命科学会第4回大会
2022年4月1日 お知らせ!!
2022年4月1日より、新大学「大阪公立大学」がスタートいたしました。
それに伴いまして、当研究所も「大阪公立大学 研究推進機構 協創研究センター LAC-SYS研究所」として新しいスタートを切りました。
2021年8月23日 公募情報!!
大阪府立大学 LAC-SYS研究所ではプロジェクト教員またはテクニカルスタッフを募集しています。
詳細は以下のページをご覧ください。
JREC-IN(求人公募情報)
2021年8月17日 お知らせ!!
(オンライン)LAC-SYS研究所 第3回シンポジウムJST未来社会創造事業 本格研究キックオフ ~光濃縮が拓くポスト・コロナ社会の医療・食品・環境計測インフラ基盤~を開催します。
(2021年9月13日(月) 13:00-17:00) オンライン(ZOOM)
参加登録は以下のページからお願いします。
【事前参加登録ページ】
2021年7月28日 『2021堀場雅夫賞』に選ばれました!!
当研究所の飯田琢也 所長が、「分析・計測技術」に関する研究奨励賞「堀場雅夫賞」の2021年度受賞者に選ばれました。授賞式は10月19日。
〈受賞課題名〉「マイクロフロー光誘導加速による革新的バイオ計測技術の開発」
【堀場製作所プレスリリース】
2021年6月1日 JST未来社会 本格研究開発プロジェクトに採択されました!
私たちの研究開発課題「低侵襲高スループット光凝縮システムの開発」がJST未来社会創造事業「共通基盤」領域の本格研究開発プロジェクトに採択されました。
2021年5月23日 受賞!!
大学院生(D1)の林康太君がオンライン開催された第81回分析化学討論会にて「若手ポスター発表賞」を受賞しました。
 第81回分析化学討論会  若手ポスター発表賞受賞者一覧
2021年4月30日 「ポータブル光濃縮システム」が紹介されています
2019年にイギリスのBBCのTV番組で紹介された村田製作所との産学連携の成果である「ポータブル光濃縮システム」を基に食品中の微生物検査に関する実用化の加速を目標としたオープンラボが村田製作所内に開設され、府大のHPでも紹介されています。
【村田製作所オープンラボ】 細菌などの微生物検査
【大阪府立大学】 LAC-SYS研究所の独自技術である「光濃縮」に関する産学連携の共同研究の成果をもとに村田製作所がオープンイノベーションを加速
2021/4/20 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の研究に関するプロジェクト課題「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発」が、国立研究開発法人 科学技術振興機構による未来社会創造事業「本格研究課題」に正式に決定し、大阪府立大学と主たる共同研究機関である愛知県がんセンターと一緒に共同プレスリリースを行いました。
【共同プレスリリース】
光濃縮によるがんの超早期診断法の開発 ―極微量の生体マーカーを検出する革新 的技術の確立へ―
【大阪府立大学】(大阪府立大学のトップページでも紹介されています。) 大阪府立大学
2021/3/23 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果が英国Nature Researchが刊行するNature Communicationsの姉妹誌であるCommunications Biologyにオンライン掲載されました。
Damage-free light-induced assembly of intestinal bacteria with a bubble-mimetic substrate

本研究は、飯田研究室、床波研究室の共同研究の成果であり、林康太君(博士前期課程 2 年、飯田研現役)、山本靖之さん(平成 30 年度博士後期課程修了、飯田研OB)が中心となりバブル模倣気泡基板の作製と細菌の光誘起集合の実験を遂行しました。また、林康太君、田村守先生(飯田研特認助教)が理論計算による実験結果の解析に貢献しました。
大阪府立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。
大阪府立大学プレスリリース
バブルを模倣した基板で乳酸菌を生きたまま大面積捕集できる原理を世界で初めて発見!―微生物に優しい光濃縮技術の開発に成功―
国立研究開発法人科学技術振興機構プレスリリース
バブルを模倣した基板で乳酸菌を生きたまま大面積捕集できる原理を世界で初めて発見 ~微生物に優しい光濃縮技術の開発に成功~
2021/2/2 採択!
国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)の「創発的研究支援事業」に床波副所長の研究課題が採択されました。
課題名「バイオミメティック電極による外場誘導型エコシステムの創成」(研究代表者: 床波志保)
以下、採択課題一覧です。https://www.jst.go.jp/souhatsu/document/res2020.pdf
2020/11/19 採択!
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「官民による若手研究者発掘支援事業」に床波副所長の研究開発課題が採択されました。
課題名「有用微生物の外場誘導濃縮による革新的エネルギー・物質変換システムの創成」(研究開発代表者: 床波志保、研究開発分担者: 飯田琢也)
以下、採択テーマ一覧です。https://www.nedo.go.jp/content/100924879.pdf
2020/8/28 プレスリリース情報!!
AMEDの新型コロナ感染症対策事業である「ウイルス等感染症対策に向けた機器・システム等の構築に資する基礎研究支援」にLAC-SYS研究所(飯田所長、床波副所長)とケミカルバイオロジー研究所(藤井所長)の共同研究課題が採択されました。
課題名「光濃縮による1ステップ超高感度ウイルス感染症検査システムの開発」
(研究開発代表者: 飯田琢也、研究開発分担者: 床波志保、藤井郁雄)
大阪府立大学プレスリリース
2020/8/17 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の令和元年度業務実績報告書(2020年7月発行)にて経済的・社会的インパクトが期待される成果創出の例としてLAC-SYS研究所の研究成果が紹介されました!
「光を用いて「生きたまま」微生物を短時間で高密度濃縮できるハニカム基板を開発(物質生産、ウイルス検出の革新に期待)」
URL: https://www.jst.go.jp/announce/hyouka/index1.html
報告書(p.95): https://www.jst.go.jp/announce/hyouka/r1institute/r1gyoumuhoukoku.pdf
概要(p.37-38): https://www.jst.go.jp/announce/hyouka/r1institute/r1gyoumugaiyou.pdf
2020/5/19 JSTの広報誌(JSTnews)で、LAC-SYS研究所の研究成果が紹介されました!
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の広報誌JSTnews (2020年5月号)で、LAC-SYS研究所の研究成果が紹介されました。
「光照射で細菌が集まるハニカム基板を開発 物質生産やウイルス検出へ期待」
JSTnewsのページ: https://www.jst.go.jp/pr/jst-news/
2020年5月号: https://www.jst.go.jp/pr/jst-news/backnumber/2020/202005/pdf/2020_05.pdf
2020/5/1 お知らせ!
LAC-SYS研究所の継続が「研究推進機構審議委員会」にて承認され、 設立から3年の節目に当たり発展的な組織改編を行いました。
2020/3/2 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果がアメリカ科学振興協会(AAAS)が刊行するScienceの姉妹誌である Science Advances (IF=12.8)にオンライン掲載されました。
大阪府立大学とJSTのプレスリリース記事もご覧ください。

大阪府立大学プレスリリース
光で「生きたまま」微生物を高密度濃縮できるハニカム基板を開発―有用微生物の濃縮によるバイオマス利用技術の革新に期待―
国立研究開発法人科学技術振興機構プレスリリース
光で「生きたまま」微生物を高密度濃縮できるハニカム基板を開発~有用微生物の濃縮によるバイオマス利用技術の革新に期待~

本研究は、床波研究室と飯田研究室の共同研究の成果であり、栗田慎也さん(平成29年度博士前期課程修了、床波研OB)、吉川諒さん(平成30年度 博士前期課程修了、床波研OB)、櫻井健司君(博士前期課程1年、床波研現役)、末廣泰地君 (博士前期課程2年、飯田研現役)、山本靖之さん(平成 30年度博士後期課程修了、飯田研OB)が協力してハニカム光濃縮基板の開発から細菌の光濃縮に関する実験までを遂行し、田村守先生(飯田研 特認 助教)が理論計算で実験結果の解析に貢献しました。また、千歳科学技術大学のOlaf Karthaus先生にも基板作製の共同研究で大変お世話になりまし た。

本研究は主にJST 未来社会創造事業 探索加速型「共通基盤」領域の研究開発課題「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発(研究開発代 表者:飯田 琢也)」(JPMJMI18GA)のもとで実施されました。
2019/10/30 お知らせ!
LAC-SYS研究所(RILACS)第2回シンポジウムを開催しました。
「光誘導加速システムLAC-SYSが拓く量子生命科学・量子医療の新展開」
(2019年11月29日(金)15:00-18:00)
参加登録は以下のページからお願いします。
URL: https://www.osakafu-u.ac.jp/event/evt20191129_2/

2019/10/17 お知らせ!
LAC-SYS研究所の取り組みが英国BBCの「クリック」で紹介
(2019年10月19日(土)9:30~(予定))
URL: https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20191017/
2019/10/11 プレスリリース情報!!
大阪府立大学LAC SYS 研究所、村田製作所が
細菌検査を効率化する「ポータブル光濃縮システム 」を共同開発
~産学連携製品として CEATEC2019 に出展~
2019/10/08 英語版ページを公開しました!
 2019/7/5 プレスリリース情報!!
田村守特認助教の論文がナノの分野で世界トップクラスのNano Lettersに「Interparticle-Interaction-Mediated Anomalous Acceleration of Nanoparticles under Light-field with Coupled Orbital and Spin Angular Momentum」(軌道・スピン角運動量が結合した光場の下で粒子間相互作用が介するナノ粒子の異常な加速)
のタイトルで掲載され、大学からプレスリリースされました。
大阪府立大学プレスリリース
光のスピンが光渦によるナノ粒子の公転運動を加速する新原理を解明!

現在、大阪府立大学のトップページにも出ています。
2019/6/22 週刊 東洋経済「本当に強い大学2019」に紹介記事が掲載!
2019年6月5日発行の週刊 東洋経済 臨時増刊「本当に強い大学2019」(東洋経済新報社 発行)に掲載された本学の紹介記事の中で、「LAC-SYS研究所」が異分野融合で世界に先駆ける研究を推進している研究所として紹介されました。

 現在、大阪府立大学のトップページでも紹介されています。
2019/4/17 文部科学大臣表彰 若手科学賞 受賞!
当研究所の床波志保 副所長が「平成31年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰 若手科学賞」を受賞されました!
おめでとうございます!
〈業績名〉新規ナノ/マイクロ分析場の創成による迅速高感度センサ研究
2019/1/29 プレスリリース情報!!
LAC-SYS研究所の最新の成果が米国物理学協会(AIP)が刊行する米国APL PhotonicsのInvited ArticleおよびFeatured Articleとして掲載され、AIPの全ての論文誌から注目の論文だけを取り上げるScilightでも紹介されました。
以下、Scilight, Featured(同誌トップページの一番上の列), Invited Articleのページです。 https://aip.scitation.org/doi/10.1063/1.5089945
https://aip.scitation.org/journal/app
https://aip.scitation.org/toc/app/4/1?expanded=4
大阪府立大学からもプレスリリースされました。
「風船ガムセンサ」で1000兆分の1グラムのタンパク質を数分で検出 ―光の圧力と熱が産み出すミクロな風船ガムの収縮を利用―
現在、大阪府立大学のトップページにも出ています。

本研究は、植田眞由さん(平成29年度、飯田研にて博士前期課程修了)が マイクロ流路中の光誘起バブル発生の実験の大部分を担当し、 西村勇姿 先生[現、大阪市立大学理学研究科 特任助教(平成29年度、飯田研にて博士号取得)]が 在籍時に流体力学的観点から実験系の立ち上げに貢献しました。
田村守 先生[大阪府立大学理学系研究科/LAC-SYS研究所 特認助教]が光圧の理論計算を行い、 LAC-SYS研究所客員教員でもある伊都将司 先生[大阪大学基礎工学研究科 准教授]に ナノ光マニピュレーションの実験系構築にご協力頂きました。
2018/11/16 JSTの「共通基盤」領域にプロジェクトが採択されました!
JST未来社会創造事業 探索加速型 「共通基盤」領域に LAC-SYS研究所ヘッドクオーターのチームで申請したプロジェクトが採択されました。
課題名「低侵襲ハイスループット光濃縮システムの開発」
(研究開発代表者:飯田琢也、共同研究者:床波志保、中瀬生彦)
JSTプレスリリース
2018/10/05 Arthur Ashkin博士がノーベル物理学賞を受賞!
光誘導加速システム(LAC-SYS)の関連技術である「光ピンセット」の創始者である Arthur Ashkin博士が2018年のノーベル物理学賞の受賞者に決定しました。
また、我々の研究と深く関連する「生体分子認識」の基礎となる 酵素、ペプチド、抗体の進化分子工学に関する研究の創始者である Frances H. Arnold博士、George P. Smith博士、Gregory Winter博士が 2018年のノーベル化学賞の受賞者に決定しました。
心よりお祝い申し上げます。
2018/9/19 LAC-SYS研究所 所員でもある大畠先生がJSTさきがけに採択されました!
LAC-SYS研究所「生体光物理・量子科学部門」の大畠 悟郎 先生(大阪府立学 大学院理学系研究科 准教授)が「科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業さきがけ」に採択されました。
研究課題: 「量子トモグラフィを用いた密度行列分光法の開発」
戦略目標:「量子技術の適用による生体センシングの革新と生体分子の動態及び相互作用の解明」
研究領域: 「研究領域量子技術を適用した生命科学基盤の創出」(総括: 瀬藤光利)

2018/7/23 最新研究成果のプレスリリース情報!!
「Macroscopically Anisotropic Structures Produced by Light-induced Solvothermal Assembly of Porphyrin Dimers(ポルフィリンダイマーの光誘導型溶媒熱集合により生成されたマクロに異方的な構造体)」の論文が、英国Nature ResearchのScientific Reportsに掲載され、プレスリリースされました。
本研究は、山本靖之君(飯田研D3)が実験の大部分を担当し、飯田研-床波研のチームと京都大学理学系研研究科の依光英樹先生のチームによるJST-ACT-Cのプロジェクトでの共同研究の成果です。
プレスリリースの記事は以下のリンクからアクセスでき、大阪府立大学のトップページでも紹介されています。
大阪府立大学プレスリリース
レーザーで有機溶媒中の分子を多結晶化する新手法を開発 ―細胞程度の大きさの偏光フィルターを光で創る―
2018/5/25 LAC-SYS研究所 サイト開設!

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 関連リンク