分かりやすい話
二宮金次郎がいっぱい
掛川駅前の金次郎
町にもキャンパスにも二宮金次郎があふれている。歩きながら何やら一生懸命に読んでいる。最近は両手で操作するタイプが増えたらしく、ますます二宮金次郎そっくりである。二宮金子さんもいる。ご飯を食べながらの金次郎がいる。自転車に乗った金次郎もいる。ぶつかりそうで怖い。
実相院 つっかい棒
この５月の連休に、家人と京都見物に行った。京都はもう何度も訪れて、ほとんどの名所旧跡は見尽くしてしまった。今回は少し渋いところで岩倉の周辺を歩くことにした。ガイドブックなどを参考にして最初に訪ねたのが実相院である。やや期待外れ。それよりも驚いたのは、建物全体が傾いていて、あちこちにつっかい棒がしてあることだ。写真を見れば、柱があきらかに傾いているのがわかるでしょう。説明書きによると、茅葺の屋根だったものを瓦葺にしたら傾いてしまったということである。
実相院のつっかい棒
帰宅してから、Googleで「実相院 つっかい棒」と入れて検索するとたくさんヒットする。言っちゃ悪いが笑ってしまった。京都のお寺といってもお金持ちばかりではないらしい。場所もやや不便なところにある。これで拝観料○○円はすこし高いが、みなさん、経営立て直しのために岩倉の実相院に行ってあげよう。
数値目標
「大阪市の橋下徹市長は２４日の記者会見で、相次ぐ市職員の不祥事を受け、「ゼロにするゼロにすると言ってもきりがないので、明確に数字を出してもらう」と述べ、不祥事の減少に向けた具体的な数値目標を検討するよう副市長に指示したことを明らかにした。市では最近、テーマパークで盗撮した疑いで交通局職員が逮捕されたり、電車内で痴漢をした疑いでゆとりとみどり振興局職員が逮捕されたりするなど、不祥事が相次いでいる。」（読売新聞 2012/05/24より）
・・・って、数値目標はゼロではないのですかい？ 年間逮捕者の数を１０人以下にするとかあるのかね？（過去５年間で９９人逮捕）
葬儀場の開店記念セール
私が住んでいる宅舎の目と鼻の先にラーメン・チェーン店「○座」があった。安くて旨いので、夜食に重宝していた。ビールを飲んでラーメンを食べても１０００円にもならない。それが今年の初めごろ、店じまいしてしまった。なんでも借地の賃貸料で折り合いがつかなかったということだ。国道に沿っているので、広い駐車場も備え繁盛していたのに残念である。
あっという間に更地になった。その跡地に何ができるだろうかと思っていたら、大きな葬儀場の建物が建った。いまは葬儀場などと言わずセレモニー・ホールという。これもチェーン店である。
４月に宅舎の郵便受けに宣伝ビラが入っていた。葬儀場の開店記念セールだそうだ。生活雑貨の安売りや、子供向けのイベントなどもあるらしい。葬式代の割引はないようだ。
私のいる３階の宅舎の窓から、葬儀場の大きな看板が見える。夜通し煌々と明かりがともされている。ご遺体が安置されているのかも知れない。
（May 2012）