心に残るテレビ・コマーシャル

 最近のほとんどのテレビ・コマーシャルは、早口で何をいっているのか聞き取れない音声、刺激的すぎる色彩とフラッシュ効果のゆえに、私にとって苦痛であるが、それでもいくつか、嬉しくなってしまうのもあった。2時間のドラマより、15秒のコマーシャルに掛ける製作費の方が大きいのだから(いかにも安上がり、というのもあるけれど)、よく出来て当然と思うが。

こうして見ると私が好きなのは、俳優が芸達者で毒のあるコマーシャルが多いようだ。それにしても映像を文字に起こすのは難しい。

目次に戻る