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白鷺祭 特別企画 物理科学科オープンラボ

     日程: 平成22年11月7日(日) 11:00〜15:00

     場所: 中百舌鳥キャンパス A13棟(サイエンス棟・中百舌鳥門入ってすぐ)



 物理科学科では,白鷺祭の特別企画としてオープンラボを開催いたします。
 研究活動・成果の紹介,実験室の見学,演示実験などサイエンスの面白さを体験していただけるよう紹介いたします。
 また,当日は入試ガイダンスも行われます。

 大学のラボを見学してみたい方はもちろん,白鷺祭に遊びに来られた方もついでに,是非お立ち寄りください。
 たくさんのご来場をお待ちしております。


     理学部 オープンラボ のページは こちら


openlabo

  研究グループの企画

地球科学グループ ( A13棟 1階 入口付近 )

3Dで見る世界の地形

火山、断層、段丘地形などの立体視写真を展示・解説します。
赤と青の色めがねや立体視鏡を使って、空中写真が実際以上に浮き上がって立体的に見えます。
立体的な地形画像から、活動している地球を実感してください !

分子磁性グループ ( A13棟 1階 入口付近 )

スピンはめぐる−磁石って?

私達の身の回りには様々な磁石があります。パネル展示により、以下の説明をします。
(1)物質の磁性を担う電子スピンについて。
(2)ミクロなスピン配列が、マクロな磁化としてどのように現われるのか。その観測手段について。
(3)磁石を設計する方法。分子性化合物を例として。
希望者には実験室・装置も公開します。
また、以下のデモ実験を行ないます。
1.磁力線を見てみよう。 2.磁石が浮かぶ?ー超伝導 
3.酸素が磁石にくっつく? 4.液体窒素で遊ぼう。
物性理論グループ ( A13棟 2階 229セミナー室 )

自然現象の背後に存在する法則とは何か

自然の法則を見つけることが物理学の目的です。しかし、法則とはわれわれ人類の知性により築き上げて来た論理体系です。果たして人間がこの宇宙に現れる遥か以前から存在し続ける自然が、人間が作り出した論理体系に従わないといけないのでしょうか?自然と人間の知性が直接対峙する、理論物理学の最前線を伝えます。

2回講演:13:00〜13:30
       14:00〜14:30
宇宙物理グループ ( A13棟 1階 入口付近 )

電波望遠鏡を作ろう!

 みなさんは、望遠鏡と聞いてどんなものを想像されるでしょうか?「すばる」のような望遠鏡は光を使って観測を行います。またBSアンテナのようなパラボラアンテナでは電波を使って観測を行います。今回は、自分たちで作ったアンテナで、いったいどんな電波を受けることができるのか、一緒に実験してみましょう。

光物性グループ ( A13棟 1階 108室 )

蛍光現象とスペクトル

小型分光器を用いて太陽光,蛍光灯,白熱電灯, ブラックライトなどの蛍光スペクトルを観察します。色や光の波長、スペクトルについての解説するとともにZnS:AgやY2O3S:Euなどの一般的な蛍光材料を使って、「蛍光現象」について説明します。

構造物性グループ ( A13棟 1階 入口付近 )

X線で見る原子・電子の世界

物質が示す様々な性質(硬さ,電気の流れやすさ,磁石に引っ付くなど)は,原子の種類だけでなく,原子の並び方にも深く関係しています。私たちは特にX線を用いて原子の並びを調べています。物質の多彩な性質を実際に体験したり,また,実験装置を見学したりしながら,どのようにして原子の並びを調べるのかについても紹介します。